昨年暮れに午後半休をとって夢にまで見た珍スポに行ってまいりました。
今回のお目当ては船の科学館の中でも「羊蹄丸」。
敷地に入るも、人っ子ひとりおりませぬ。
しーーーーーーん。
ものすごく広い場所に一人ぼっちってなんて不安になるものなのでしょう。
「うきうき」が次第に「そわそわ」そして「おろおろ」に変わる瞬間。
とても楽しい場所をイメージしてやってきたので、調子が狂う。平日だからですか?
羊蹄丸の入り口。
「ああ、ここ!ここ!きっと中は楽しいはず!」
受付で入場券を差し出すも、おじさんが動かない。
「ははん、さては人形だな?よくできてるのう。ふふふ」
と、思ったら、お休みになられているだけでした。
もし万が一船が流されたりしたらおじさんとどうやって脱出すればいいんだ・・・。と起こりえないことを心配しだすほど人がいない。貸切状態。
ゲートをくぐると、船長現る。
よく喋る。よく動く。怖いー。
(受付の方より俄然動きがいい←失礼)
カクカク、ギシギシいいながら恐らく良かれと思って一生懸命船の説明をしてくれるのだけれど、
なにせ薄暗くてひとりぼっちなのでただ怖いだけの私(超チキン)
前を通り過ぎた途端、飛び掛ってくるんじゃなかろうか。くらい怖い。
なので、船長に背中を見せないように後ろ向きで前に進むことにする。
突然の人影に思わずシャッターを切った私(なんで?)
なんだ、鏡か・・・。ややへっぴり腰である。
いろいろ海の説明や乗り物やらありましたが、一切覚えておりません。すみません。ごめんなさい。
先を急いで下の階へ。ここからがお目当ての場所。
さて、そこには何があるのか・・・
薄暗いそこには・・・
昭和30年代の青森が再現されているのでございます。すごいー!!
魚屋さんのご夫婦。
肩を揉んでいるのか、首を絞めようとしているのか・・・
奥さんに若干殺気が感じられる。
これはニシンですか?
お向かいはリンゴやさん。
りんご~。りんごはいらんかねぇ~。甘いよ~。おいしいよ~。
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こちらもリンゴ屋さん。はかなげ。
仲良し親子。子犬がじゃれてます。
こちらもリンゴ屋さん。
実はこれらの写真を撮りながらもかなりびびっているので、撮影しながら何度も後ろを振り返ってます。ドリフで言うなら「志村~。後ろ、後ろ。」みたいな感じ。
焼き芋おじさん。
おじさん、突然動いて蓋を開け、中から蒸気がシューっと出た瞬間腰が抜けた。
駅の待合室。
ものすごい勢いでおにぎりを食べる女性。
おにぎりを持つ指先がすばらしい。
ここの人形はどれもものすごく出来が良い。
食べすぎです(きっぱり)
色男もビックリ。
ちっちゃくガチョーン。
さようなら、青森。
と、思っているのか思っていないのか、マチコ巻きの女性。
カレーと日本酒。合うのだろうか?
あーあー、寝ちゃったよ。もう店閉めたいんだけど。
・・・。
電車の人たち。
なんで後ろの人眼帯してるの?怖いー。
チャームポイントは鼻筋です。
駅長にあこがれる少年。
そして、少年にあこがれられる駅長。
おら、大きくなったら駅長になるんだ!
色男な駅長になると思われる。
って、こんな人たちに囲まれてぽつんと一人だけ生きている私。
あー、怖かった。
おっかしいなぁ。もっと楽しい場所だと思ったんだけどなぁ、と羊蹄丸を後にしたのであった。
外は明るい。
後で聞いた話、休日は普通に観光地だそうだ。
やっぱり平日だったからすいていたのね。
見事なルポに感心いたしました。「羊蹄丸」何度も行ったのに人形の所には行かなかった。残念。
返信削除何時か「青函連絡船」を描いてみたいと思っております。
コメントありがとうございます!
返信削除ええええええ。せっかく何度も行ったのに・・・。とても残念です。閉館するまでに行けるといいのに・・・。
「青函連絡船」楽しみにしてます!